交際開始からご成婚までを共にするパートナー、それが私たち結婚相談所の役割です

福岡で200組以上のご成婚実績を誇るベテランカウンセラーがあなたの婚活をサポートする結婚相談所「エンジェルロード」

ご相談者様が結婚に対して何を求めているのかをしっかりとヒアリング、1年以内のご成婚を目標とした具体的な婚活計画を一緒にプランニング致します。
婚活は交際開始がゴールではありません、一生をともにする伴侶を決める大切な交際期間中に生じてくる不安や迷いについても、担当カウンセラーがマンツーマンでご相談に乗りますので、安心して当結婚相談所にお任せ下さい。

ミドル・シニア世代の「婚活」は・・・

こんにちは。

福岡市博多区の結婚相談所 エンジェルロードの石松恵子です。

 

バツイチ・再婚・子持ち(子連れ)の方の婚活は新たな幸せのきっかけです。

苦い結婚生活、そして離婚を経験していても、再婚を望む人が70%以上と多いのはどうしてでしょうか?

子供の為。経済的に。一人は寂しい。…理由は様々あると思いますが、いろいろお話を伺ってみると、最大の理由は自分が幸せになりたいから。シンプルにこれが一番ではないかと思います。

「再婚」行動に移すにはこの気持ちが一番大事だと思います。 幸い、婚活が世間に飛躍的に認知されているので、再婚を望み、エンジェルロードにも資料請求やお問い合わせされる方が増えております。実際にシニア世代の会員様のお見合い数は30代初婚の方とほとんど変わらず、お見合いをなさっておられます。

でも、まだまだ再婚や熟年婚は今や、全く珍しいものでは無くなった。とはいえ、最初は気恥ずかしいかもしれません。

そういう方は家にいながら、インターネットにて色々な方を紹介し、中高年・シニア・熟年の方向けのパーティーや、お見合いをセッティングするサービスもございますので、ご安心下さい。

もっとも効率的に新しい再婚相手をみつける方法、それは、「結婚相談所、インターネットを活用してお見合い活動をたくさん行うこと」だと思います。その理由は、結婚相談所には真剣に結婚を考える人たちや同じ境遇の方々が集まっているからです。良い相手と出会う為にはカウンセラーやアドバイザーに相談して一緒に結婚「再婚」への道を切り開きましょう。

 

☆中高年の結婚相談所5つの良い所

1、相性や価値観が合った方をマッチングしてもらえる。

2、結婚を前提にしたお付き合いを希望している方と出会える。

3、ネットで自宅で空いている時間に、仕事で忙しい人も簡単に行える。

4、日常の生活では出会えない職業や年収や地域の方に出会える。

5、ネットだけでなく、店舗にてスタッフのアドバイスも聞くことができる。

 

これからの人生、愛する人とより豊かで楽しい人生を送りたい!

 

このまま独身で過ごす不安を感じている方・・・82.4%

それでも「一人」を続けますか?

それとも「一歩」を踏み出しますか?

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エンジェルロードはミドル・シニア世代の結婚を応援しています!

ご相談は無料です。

ご相談後の無理な勧誘や電話でのセールスは一切しておりません。

安心して一度、ご来店ください。ご予約制となっておりまので、ご連絡お待ちしています。

結婚につながる確かな出会い。

婚活維新。 新しいかたちのコンカツ始めよう!

博多駅筑紫口から徒歩1分、博多大島ビル2F(1Fは日産レンタカーさん)です。

tel 092-292-3339

 

 

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九州・福岡の結婚相談所 Angel Rord
http://www.angelroad-co.com/
住所:福岡市博多区博多駅東1丁目12番5号
博多大島ビル2階
TEL:092-292-3339 FAX:092-292-3336
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エンジェルさん、こんにちは。 婚活連載小説⑯ 作 エンジェルおじさん

《前回までのあらすじ・・・・アラフォー女(死語になりかけ)の圭子はついに友人の紗子に誘われコンカツバーに行くことになったのだが・・・。》

 第三章 肉食女と草食男④

その来週の金曜日は意外に早くやってきた・・・ような気がする。圭子はいつものように「行けそうだったら行くわ。」ぐらいの軽い返事ですませていたのだが、そんなときに限って仕事も案外早く終わったりする。あれから作家の勝木も何も連絡してこない。とっくにタイから帰って来ているはずなのに。次の原稿も郵送で送ってきているので、特にこっちから連絡するようなこともないのだが。圭子は久しぶりに勝木のくだらない冗談でも聞いてみたい気分だったのだが、電話はかかってこなかった。結局、六本木の交差点で待ってるからという紗子の半ば強引な誘いを断れずに地下鉄に乗ったのである。

(またこの前みたいな変な男ばかりだったら帰ればいいんだから・・・。)

圭子は自分に言い聞かせながらも、紗子の電話口の興奮したような声を思い出していた。

「今度こそ間違いないわ!けっこうレベルが高い男が来てたのよ!私、その人とまた会うって約束しちゃった!」

約束の19:00には六本木の交差点に着いたのだが、紗子の姿がどこにも見えない。夏休みに入った金曜日の夜は、学生風の若者がたくさんたむろしていた。夜になってもまだ暑い。昼間、太陽の熱をたっぷりと蓄えたアスファルトが夜になるとじんわりと放出しているかのようだ。圭子は額の汗をハンカチで拭いながら携帯電話をバッグから取り出そうとした時に背後から声がした。

「お待たせ!ごめ~ん!遅くなっちゃった。」

見るとタクシーの中から大きな声で呼ぶ紗子がいた。

「ごめん、美容室が時間かかっちゃって・・・。」

息を弾ませながら紗子がやって来た。また、今日は一段と気合が入っている。胸の大きく開いたサマードレス。ヘアースタイルはカールで大きく盛り上げている。

(レッドカーペットでも歩くつもり?!)

「行きましょ!場所はすぐそこ。」

「また、今日は一段とすごい恰好してるわね?」

「当たり前じゃない!今日は勝負かけるわよ。」

紗子は仕事柄、洋服もたくさん持っているし、メイク、美容にもお金を惜しまない。元々、土台が綺麗な方だとは思う、が、やり過ぎて失敗しているような気がする。もっとナチュラルでいいのに、と圭子は思うのだ。

『シングルズ・バー パープル 六本木』と書かれた看板があるビルの5Fにその店はあった。会員制というプレートが扉に貼ってある。店の中は照明がほの暗く、細長い作りになっている。カウンター席にテーブル席、ソファー席もある。圭子達が店に入ったときは、まだ客もまばらで女性が何人かいるだけだった。紗子は一度来ているので、入会登録は済んでいるらしく圭子だけソファ席に通され会員登録に必要な書類を渡された。会員制ということは、客になるにはまず会員登録をしなければならないらしい。圭子は、大体の話は紗子から聞いていたので、そんなに変な店ではないだろうとは予想はしていたのだが、個人情報まで記載して入会することが何となく面倒な気分になっていた。書類には注意事項として「独身者であること」「彼女、彼氏がいる方はご遠慮下さい」と書いてある。彼氏、彼女がいたって独身なんだから参加してもいいんじゃないかと圭子は思うのだった。一通り手続きが済んだところで、紗子がいるテーブル席へ案内された。

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いつもなら既に酒をガブガブ飲んでるはずなのに、今日はカンパリソーダのようなものを口もつけずにおとなしくしている。

「ねえ、ちょっと。ここの飲み物とかの支払はどうなってるの?」

「大丈夫よ。女性は全部タダよ。男性が払ってくれるシステムなんだって。2回目からは女性もテーブルチャージがかかるらしいけど。」

「ちょっと紗子、いきなり私1対1で話したりするのはいやだわ。最初はあなたも一緒にいてよ。」

「大丈夫よ~。そんな変な男はいないわよ。けっこう紳士が多かったわよ。」

そう言われてみれば、いつの間にか男性客がいる。30代から40代ぐらいの会社帰りのサラリーマン風の男がかしこまって座っているのがちらほらと見える。

「私、今日はこの前の人と、この後どこか行くかもしれないから帰りは別々でね。」

「いいけど、その人はいつ来るのよ。」

「わからないわ。8時ぐらいだと思うけど。」

その時、店のスタッフが紗子たちがいるテーブルに近づいて来て声をかけた。

「お二人組で来られている男性がいらっしゃいますが、よかったら奥のテーブルで4人でお話しされませんか?」

紗子は少し考えていたが、前に約束していた男もまだ来ないし、圭子にも早く雰囲気に慣れさせようと思ったのだろう、圭子の手を引っ張って奥へと移動した。

「こんばんは!」

「こんばんは!」

スーツ姿の男性二人がほぼ同時に立ち上がった。

つづく

 

 

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結婚相談所に入会した理由は?

こんにちは。

福岡市の結婚相談所 エンジェルロードの石松恵子です。

 

最近の「婚活」事情・・・

 

これまで何度もブログに書いてきましたが、自然な出会いが難しい時代・・・

仕事とプライベートの区別や、親戚づき合い、友達との関わり方などが変化して、自然な出会いや縁談は年々減少しています。今や自分から積極的に「婚活」をしなければ結婚が実現しにくい時代になりました。

そんな中、婚活の1つの選択肢として結婚相談所が再び注目され、利用者が年々増えているのです。

一体、どんな人がどんな理由で利用しているのでしょう?

 

年齢層は20代~40代を中心に上は60代までと幅広く、ごく普通に働くOLや会社員、公務員や専門職の方が結婚のパートナーを求めて利用するケースが増えて来ています。男女ともに仕事が忙しく、婚活したくても時間も出会いのチャンスもないので、時間を有効活用したいと思って入会した人が多いようです。

 

結婚相談所を利用した理由は?

 

≪女性≫

1位 結婚を真剣に考える人と出会いたかった

2位 結婚に一番近道だと思ったから

3位 仕事が忙しくてできる婚活が結婚相談所だけだった

4位 他の婚活では上手くいかなかったから

5位 異性と話すのが苦手なので、アドバイザーを頼りたかった

 

≪男性≫

1位 結婚を真剣に考える人と出会いたかった

2位 異性と話すのが苦手なので、アドバイザーを頼りたかった

3位 このまま合コンに参加しても結婚できないと思った

4位 結婚に一番近道だと思ったから

5位 他の婚活では上手くいかなかったから

男女共に1位は結婚を真剣に考える人と出会いたかった…。自然な中での出会い、恋愛で結婚を考えた時、どちらかが結婚を考えてないと結婚には至らないもの。お互いに結婚をしたいと思う意識があると結婚が決まるのも早いものです。

 

他にも女性の理由に “子供を産む年齢を考えると結婚を急ぎたいから” “親にすすめられて”

男性は“一人に慣れてしまった生活のままではいけないと思ったから”等でした。

さて、このブログをご覧になられている皆さんはいかがでしょうか?

結婚相談所でお一人お一人に合った適切なアドバイスで楽しく『婚活』してみませんか!

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1年以内の結婚を目指すならエンジェルロードへ

エンジェルロードではご相談は無料。

ご相談後の無理な勧誘や電話でのセールスは一切しておりません。

安心して一度、ご来店ください。ご予約制となっておりまので、ご連絡お待ちしています。

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エンジェルさん、こんにちは。 婚活連載小説⑮ 作 エンジェルおじさん

《前回までのあらすじ・・・・・兵頭圭子38歳。出版社勤務のキャリアウーマン(死語)友人の紗子に触発されて婚活に少しずつ興味を持ち始めたのだが・・・。》

 肉食女と草食男③

「しっかりご飯は食べてるのかい?ちゃんと野菜も食べなきゃだめよ。」

「分かってるわよ。でも一人なんだからそんなに食べれないのよ。」

「ところで、あんたお盆は帰って来るんだろう?」

「分からないわ。何もなければ帰るつもりだけど。」

相変わらず母はこまごまとうるさい。一人娘の圭子がまだ結婚もせず都会でいつまでも独り暮らしをしているのが心配でたまらないのだろう。母に比べて父は大雑把な性格であまり細かいことは言わない。圭子は父に似たのだろうと思う。酒が強いのは母方の方に似たのだが。

「また、見てもらいたい物があるんだけど・・・。」

「何よ?またお見合い写真じゃないでしょうね?」

「今度は学校の先生らしいのよ。とっても真面目な方なんだって。」

「また?!どうせまた美津子伯母さんが持ってきた話でしょ?もう断っといて。」

美津子伯母さんというのは父の姉で、よく実家に来ては圭子に縁談の話を持ってくる。お茶に生け花、書道に琴とたくさんの免状を持ち、お弟子さんをたくさん抱え、70歳を超えた今でも元気に教室を開いているそうだ。地元の名士や市会議員等にも顔が広く、ボランティアで仲人のようなことをやっているらしい。今ではまとめた縁談も100組を超え、“町の世話焼きおばさん”として市から表彰までされているのだとか。

何度か圭子も写真だけは見たことがあるのだが、どれもこれも印象の薄いパッとしない人ばかりだった。

「せっかく美津子義姉さんが心配して持って来てくれてるのに、悪いじゃないの。」

「だって、お見合いなんかする気ないもん。まだ仕事続けたいし。」

「とにかく帰ってきたら写真だけは見なさいよ。」

「はいはい。帰れたらね。」

適当なところで電話を切らないといつまでたっても、冷たいビールが飲めない。圭子は半ば強引に電話を切ると、冷蔵庫からビールを取り出し、プルトップを引くなりそのまま口に流し込んだ。

「かあ~!うまいっ!」

カラカラに乾いた喉に冷たく冷えたビールが染み渡る。誰もいないから、こういうオヤジみたいなことも出来ちゃうのだ。

(結婚したら下着のまんま、ビールなんか飲めないだろうな・・・。)

「はあ~。」

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圭子は深くため息をつくとトマトスライスを“作り”にキッチンへ立った。この場合“作る”とは言わないのだけれど。基本的に料理を作ったりするのが苦手なのだ。大体、一人暮らしの場合にはご飯を炊いたり、おかずを作ったりしても絶対に食べきれない。結局、捨てるかラップに包んで冷凍庫に入れてしまう。今回、玉ねぎとじゃがいもまで送って来てるのを見て、またカレー作らなきゃなどと考える圭子だった。まだ、前のカレーが2パックも残っているというのに。

(カレーを冷凍保存するときは、じゃがいもは入れちゃだめね。スカスカしておいしくなくなるから。)

そんな余計な知識だけは一人前なのだけど。

シャワーも浴びて、テーブルにはトマトスライス、モロキュー、チーズにサラミとおつまみ系ばかり並べて、3本目のビールをグラスに注ごうとした時に今度は圭子の携帯が鳴った。

「あ、私。紗子よ。もう帰ってた?例のコンカツバーに行ってきたわよ!今度一緒に行きましょ!」

「え~!」

「絶対に今度は間違いないわよ!それが、けっこういい男が来てたのよ。」

「どんな人なの?」

「そうねえ、30代と40代がほとんどかな。けっこうみんなそれなりにレベルの高い人が来てたわよ。」

「ふーん。」

「とにかく来週の金曜日空けといて!私も今日知り合った人とまた会う約束しちゃった!」

「え~!!!」

つづく

 

 

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エンジェルさん、こんにちは。 婚活連載小説⑭ 作 エンジェルおじさん

《前回までのあらすじ・・・・・・コンカツ女の紗子から合コンで知り合った従業員、美由紀の友人の亜紀と、アキバ系オタクの遠藤が付き合っていると聞いて驚く。》

 肉食女と草食男②

「ね?びっくりでしょ?」

「なんかそういえば話が弾んでたわよね。」

「そうそう!合コンの後、二人ともいなくなってたから、おかしいなと思ったんだけど・・・。どこに行ってたと思う?」

「?!え、何よ。まさか・・・?」

「違うわよ!圭子が考えてるようなとこじゃないわ。ホテルと思ったでしょ?ふふ。」

「・・・・・・・・。」

(そりゃ、あんたが考えてるんでしょ!)

「なんと、二人でネットカフェに行ってペアブースでずっと漫画読んでたんだって!ハハ、笑っちゃうでしょう?」

圭子は紗子と店の前で別れて、今日行われる対談記事を取材するために都内のあるホテルに向かった。7月に入ってすぐに梅雨が明けた。今年は昨年より1週間ほど早かったらしい。午後3時をまわった頃だが照りつける日差しが、じりじりと刺すように痛い。圭子は紗子から最後に聞いた言葉を思い出していた。

「今は女も男もあんなタイプが意外にモテるのかしら。あーあ。もう誰でもいいから結婚したいわあ!ねえ、今度、コンカツバーっていうところに行ってみない?」

 

紗子が言っていた、あんな女と男のことだが、合コン初参加の亜紀は28歳、全く化粧っ気がなく地味なタイプ。よく見ると長いまつげと大きな目をした可愛い顔をしていた。読書が好きで図書館で働いている。紗子や美由紀とは正反対の女。一方、男は遠藤良一、35歳、見るからに冴えないアキバ系。趣味はゲームにアニメ、鉄道と典型的なオタクである。圭子は亜紀と遠藤が目を輝かせながら夢中になって話していたのを覚えている。紗子のように男経験も豊富でそこそこ色気もある女が、婚活してもちっともうまくいかないのに対し、亜紀や遠藤のように恋愛には疎い人間でもたった一度の出会いでお付き合いが始まることもあるのだ。紗子のように露骨に結婚!結婚!と結婚願望があるわけではないが、亜紀と遠藤のような同じ価値観を分かち合える恋人がいたら楽しいのだろうなあと、何となく羨ましくなった。

 

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(コンカツバーか・・・。一度だけ紗子に付き合って行ってみようか・・・。)

圭子はそんなことをぼんやり考えながら、地下鉄の駅に続く階段を下りていった。

対談の仕事が予定よりも早く終わり、圭子はいったん会社に戻って雑務をこなしそのまま家に帰ることにした。久しぶりに早くマンションに帰って、冷たいビールでも飲みながら対談記事をまとめようと考えたのである。圭子が住んでいるマンションは東京でもまだ下町の雰囲気を残す川べりに建っている。休日にはよく近所を散歩するのだが、小さな古本屋、昔懐かしい雑貨屋、老舗の蕎麦屋などを覗いては一日ブラブラと時間を過ごしている。マンションに着いてポストを開けると、チラシや何通かのDMに交じって宅配便の不在票があるのに気付いた。

(また家から何か送ってきたんだわ。この前トマト送ってきてたばかりなのに・・・。)

圭子の実家は神奈川で、両親も健在だ。長年、教師をしていた父親は数年前に地元の小学校の校長を最後に今は家でのんびりと暮らしている。リタイアと同時にこれまた同じく元教師の母と家庭菜園を始めたのだが、いつも作りすぎては近所に配ったり、圭子のところへ送ってくるのだ。圭子も不規則な仕事をしている為、家で食べる事も少なくいつも冷蔵庫の中で残してしまい、最後は結局捨てることになるのだが・・・。

圭子は酒のつまみを作ろうと思いキッチンに立ったときにインターホンが鳴った。

「こんばんは~!宅急便です!」

モニター画面を見るとよく見かける青いポロシャツを着た宅配業者の青年が荷物を持って立っていた。

「あ、は~い。」

「こんばんは。ニコニコ急便です。兵頭さん、お荷物が届いています。」

やっぱり実家からだ。いつもこのニコニコ急便で送ってくる。配達に来るこのお兄さんもいつもの人だ。もう夜の8時を回っているが、けっこう遅くまで配達をしているようだ。部屋のチャイムが鳴ったので、圭子はドアを開けた。

「こんばんは!ニコニコ急便です。兵頭様からのお荷物をお届けします!ここにサインをお願いします!」

ニコニコ急便の男は日焼けした顔に汗をにじませながら、伝票とボールペンを差し出した。名札を見ると「秦」と書いてある。逞しい体つきをしている。少し汗のにおいがするポロシャツがぴっちりと張り付いていた。年の頃は32、33ぐらいか。圭子は実はこの宅急便のお兄さんが気に入っていた。いつ見ても明るく元気な挨拶で気持ちがいい。少し頬がこけていて、目が大きいところがある俳優に似ている。そういえば最近は宅急便男子なるものが流行っているらしい。「佐川男子」とかいう写真集のような物まで出ているのだとか。彼らの親切な対応や重い荷物も軽々と運ぶ頼もしさに惹かれる女性が多く売れ行きは好調。「おうちに来てくれる身近な王子さま」として、彼らの魅力を存分に紹介した内容になっており、重版も見込まれていると同じ出版業界で働く圭子は聞いたことがある。また、ネットでは「宅急便男子を落とす恋のテクニック」とかいう講座まであるらしい。

「ご苦労様でした!」

圭子はそれだけ言うと荷物を受け取った。いつものようにあっという間の時間である。そこで何か次の展開があるなんてことにはならないのだ。ドラマじゃあるまいし。ましてや、どう見ても自分よりもはるかに年下のこのイケメンがアラフォー女を相手にするわけがないのだ。圭子は、たまにやって来るイケメンの宅急便男子を見ているだけで十分なのだ。婚活をしようと思っても、心から本気で結婚したいのか?と問われればまだ自分でもよく分からない。段ボールを開けてみるとびっしりと野菜が入っている。トマト、きゅうり、玉ねぎ、じゃがいも。横には、水ようかんやゼリーの詰め合わせまで入っている。おそらくもらい物だろう。

(また、こんなにたくさん送ってきて・・・・。前のトマトもまだ冷蔵庫にあるのに・・・。)

圭子はうんざりしながらも、荷物が届いたことを実家に伝えるために電話のハンディホンを手にした。一応、そういうとこは律儀なのだ。教育者の両親の間に育った圭子は真面目なのだ。宅急便男子を自分から口説いたりしないのだ。

「もしもし、お母さん?圭子。宅急便、届いたわよ。ありがとう!もう、しばらく何も送らなくていいからね!」

感謝しつつも薄情な圭子であった。

(とりあえずまだ冷蔵庫に残っているトマトから先に食べなきゃ!)切って皿に盛ってマヨネーズをかけるだけのことだが。

「もしもし、圭子、ちょっと待ちなさい!」

(きゅうりもお味噌つけてモロキューにして食べよっと!)

つづく

 

 

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