交際開始からご成婚までを共にするパートナー、それが私たち結婚相談所の役割です
福岡で200組以上のご成婚実績を誇るベテランカウンセラーがあなたの婚活をサポートする結婚相談所「エンジェルロード」
ご相談者様が結婚に対して何を求めているのかをしっかりとヒアリング、1年以内のご成婚を目標とした具体的な婚活計画を一緒にプランニング致します。
婚活は交際開始がゴールではありません、一生をともにする伴侶を決める大切な交際期間中に生じてくる不安や迷いについても、担当カウンセラーがマンツーマンでご相談に乗りますので、安心して当結婚相談所にお任せ下さい。
《前回までのあらすじ・・・・取材で冨澤を尋ねた圭子は、道で転んでしまい冨澤の胸に抱きすくめられる。冨澤に懐かしい匂いを感じた圭子は・・・》
第4章 運命の赤い糸④
「本当に大丈夫ですか?」
「だ、だいじょうぶよ。ありがとう」
圭子は慌てて放り投げたバッグを拾いに走る。先に散らばった中身を拾い集めてくれていたカメラマンの水田も声をかけた。
幸い携帯も壊れていないようだ。着信を調べてみると茂木編集長だ。
(まったく間の悪い・・・。後でかけ直そう)
冨澤のマンションは歩いてすぐの場所にあった。圭子は恥ずかしさを隠すために、水田に後から行くと伝えマンションのエントランスに残り電話をかけることにした。
まだ顔に冨澤の匂いが残っている。手にも冨澤の胸の感触がある。痩せているのに胸板は厚かった。人見知りでボソボソとしか話さず、とても女性の扱いに慣れているとは思えそうもないのに、受け止めてくれた腕はしっかりと圭子の肩を掴んでいた。その力強い手はとても不器用な感じがして優しかった。
(あ!もしかしてTシャツに口紅が付いたんじゃ!)冨澤の真っ白いTシャツを思い出してまた恥ずかしくなった。
「もしもし、兵頭です。すいません、電話出れなくて」
「おう。どうだ?順調か?ちょっと変わったやつだから、注意しろよ」
「そんなことより、編集長また話が伝わってませんよ!顔は出さないでくれって言ってます」
「心配すんな。後でまた上手く話しておくから。そっちが終わったらでいいから勝木先生に連絡取ってくれ。」
そういえばしばらく勝木からの連絡がなかった。なんだか久しぶりに勝木の声も聴きたくなった。勝木なら今の圭子の心境の変化も見破ることが出来るだろうか。勝木のいたずら小僧のような眼が頭に浮かぶ。
圭子は冨澤に教えられた号室をインターホンで押しドアを開けてもらった。部屋に入る前にもう一度、呼吸を整え身づくろいをする。部屋に入るとカメラマンの水田が機材を準備しているのが見えた。冨澤というとキッチンの方でお茶の準備でもしているようだ。
「兵頭さん、先に冨澤さんから話を聞きますか?」
「あ、そうね。いや、先にバイクを整備している写真からにしましょう」
いきなり面と向かって話を聞くのはまだ照れくさい。さっきのことがあってから、冨澤の顔を見るのがなんとなく眩しい。しばらく水田に任せて時間を引き延ばそう。
そこへアイスコーヒーを入れたトレイを持って冨澤が現れた。改めて部屋を見てみると、男一人の部屋にしてはとても綺麗に片付いている。リビングも広く大型テレビの前にあるガラステーブルにも何もなくすっきりとしている。圭子の住んでいるマンションよりもかなり広い。これでバイクの専用ガレージまで地下にあるらしいから、家賃も相当するのだろう。こんなに広い部屋で一人で寂しくないのだろうか。これだけいい暮らしをしていて、おまけにそこそこの美男子なのにどうして結婚しないのだろう。
(女嫌いなのかな。もしかしてあっち?)ついつい余計なことばかり考えてしまう圭子だった。
「あの~、まず何をしたらいいですか?」冨澤の声で我に返る。
「先に、バイクの写真とバイクを整備している写真から撮らせてもらえますか?」
冨澤の案内で地下にある専用ガレージへと向かった。それぞれの車庫にシャッターまでついており、とても立派なものだ。車よりバイクの方が便利な都会では、バイクの車庫付きのマンションも最近は増えているらしい。
「わ!かっこいい!ファットボーイですね?」バイクを見るなり水田が駆け寄る。
「バイク乗るんですか?」冨澤も嬉しそうに答えた。
「僕はスポーツタイプばっかりです。いつかはハーレーに乗りたいんですけどね。まだハーレーが似合う年じゃないから・・・」
「いいですよ。ハーレーは。この音がたまらない。僕はずっと若いときからハーレーですけどね」
「冨澤さんはカッコイイからハーレー似合ってますよ。僕も早くハーレーが似合う渋い中年になりたいです」
「・・・・・・・・・・」
(それって俺は中年ってことかよ!)
「じゃあ、冨澤さん、まずはバイクの横に立って下さい。何枚か撮りますんで・・・」
それから二人はバイクの話を交えながら、リラックスしたムードで写真を撮り始めていた。圭子は少し離れたところから改めて博を見た。やっぱり俳優のY.Tにそっくりだ。缶コーヒーのCMに出ていて、最近はユーモラスな一面ものぞかせている。そういえばこの顔はニコニコ急便の宅配便のお兄さんにもなんとなく似ている。
(私ってこういう顔が好きなのかな・・・)
「あ!水田君、ストップ!ちょっといったん止めて!」
「はい!どうしました?」
圭子は静かに博に立ち寄り小さな声で話しかけた。
「あの、すみません。Tシャツに口紅つけちゃったみたいです。ごめんなさい」
「?・・・え!あ、ほんとだ」
「後でクリーニング出しますから、預からせて下さい」
「いや、そんな!大丈夫ですよ。後で洗えばいいだけですから・・・」
「そうじゃなくて・・・。あの~写真に写り込んでしまうので・・・」
今度は同時に赤くなる圭子と博であった。その頬の赤味はちょうどTシャツに付いた口紅の色と同じような色をしていた。
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九州・福岡の結婚相談所 Angel Rord
http://www.angelroad-co.com/
住所:福岡市博多区博多駅東1丁目12番5号
博多大島ビル2階
TEL:092-292-3339 FAX:092-292-3336
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こんにちは。
福岡市の結婚相談所 エンジェルロードの石松恵子です。
先日、ある男性がHPを観て。と無料相談に来店されました。50歳を過ぎ、一度も結婚したことがない初婚男性でした。大手の結婚相談所さんで2年程、婚活をされましたが出会いも少なく、せっかく出会いがあっても交際まで至らずお断りを受けることが多かったそう。その男性のお相手希望は今も30代初婚の女性。ずいぶん年下の女性との結婚を望んでいらっしゃるので理由を伺うと、「自分の子供が、子供が欲しいから。女性が子供を産む年齢を考えると30代の女性になりますよね」と、おっしゃいました。 私も思わず、「はぁ、またか…」というため息です。
最近、そういう50代男性が多いように思います。私から言うと、皆さん勝手にそう言われますが、あなた方は、ちゃんと子供を作ることが出来るのですか?と私は問いたい。もしかしたら、実は作れない身体かも知れませんよね。または、少し前までなら、作れたけれど、いろんな持病が出ていたり、体力の衰えから、要するに年をとった身体になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか? かなり失礼な物言いかもしれませんが、年齢って、いくら一見、若く見せられたとしても、中身は年齢通りです。
先日、ある映画の試写会で、水谷豊、ランさんご夫妻が出ていらっしゃいました。同年代で、キャンディーズ時代からファンだった私から見たら、今の年齢通りだと思いました。横顔が、あごを引くと、太っているわけでなく、二重あごになっていました。また、やはり同年代の歌手、田原俊彦さんが新曲発表で久しぶりに、姿をお見せになられた時、足を高く上げる仕草では腰をずいぶん気にしていらしたし、お顔の皮膚もやはり張りがなく、ホウレイ線もくっきり。売れている芸能人でも年齢は隠せないものです。
外側がそうだということは身体の中身の衰えもやはり若い人とは違います。髪には沢山の白髪、身体はどこかに成人病、もしくは予備軍。そして、50歳を過ぎた今まで、異性から結婚したい人には選ばれなかった。
なのに、子供が、子供が。と言われる。
アラフォー女性から見たら、やはり10歳以上も上の立派なオジサマ、高齢者にしか見えません。
実際、アラフォー女性会員様に50代男性会員様からのお申し込みも多くあり、でも、ほとんどがお断りするが多いのが現状です。極端すぎると思われるかもしれませんが、皮膚がたるんだ人と子供を作るなんて・・・・。肌を寄せあうなんてちょっと嫌だわ・・・・。これが真実です、現実なのです。
私も来店された50歳を過ぎた男性とは同年代だし、落ち着きもあり、話しやすい雰囲気をお持ちで、最初は見た目そう悪くはなく、感じが良い印象を受けましたが、これまでのお見合い時の話を聞くと、いきなりお相手女性に「自分は子供が欲しいんです!」と言ってしまっていると聞き、ビックリです。その言葉をおっしゃらなければ、良い方だと最初の印象では思ったわけですから、交際に発展した方もいらっしゃったかと思います。
最初から手っ取り早く、自分の願望を言ってしまいたい。これが、お断りの最大の理由になっているのだと私は思いました。もっと、交際を深めて、結婚を互いに意識してから、子供を作りませんか?とおっしゃるべきなのです。
ではなぜ、お見合いのときに、子供が欲しいといってしまうのか?それは、子供を作ってくれる相手を探しているだけだからです。ここで聞いておかないと、(自分はこの年齢ですから、もう子供は作れないと思います。)という女性なのか、産む気がある女性なのか、どうなのかをチェックしているということになります。 これでは賢い女性は気づき敬遠します。
需要と供給。50代男性の場合・・・私が何を言いたいのか・・・長くなりましたから、また続きは明日。
エンジェルロードではご相談は無料。
ご相談後の無理な勧誘や電話でのセールスは一切しておりません。
安心して一度、ご来店ください。ご予約制となっておりまので、ご連絡お待ちしています。
結婚につながる確かな出会い。
婚活維新。 新しいかたちのコンカツ始めよう!
博多駅筑紫口から徒歩1分、博多大島ビル2F(1Fは日産レンタカーさん)です。
tel 092-292-3339
こんにちは。
福岡市の結婚相談所 エンジェルロードの石松恵子です。
今日は昨日に引き続き、輝いている50代女性に学ぶ魅力!をお伝えします。
かつて人生は50年と言われた時代、私が小さい頃(40年以上前)は50歳を過ぎれば女性はみんなおばあちゃんだったような気がする。(失礼)
ところが最近は松田聖子を筆頭に50歳で岩崎良美や齋藤慶子も結婚。 一般女性でも恋愛も結婚も頑張る元気な50代女性が増えています。
エンジェルロード50歳女性会員Aさんの魅力は経験に裏打ちされた教養と女らしい気遣い。周りの人を心地よくさせる包容力。20代30代では身につかない所作でしょうか・・・。50代、60代男性会員様にとても人気があります。
ご入会前は40代、50代限定合コンやカップリングパーティーにもちょこちょこ出かけていたそうですが、お見合い前には必ずエステに行っている!ともおっしゃっていました。
「別に一番人気になりたいわけじゃないですけど(笑)、私たちの年になると、きれいにしよう!という気合を入れないと、どんどん老け込んでいくでしょ。少しでも若さや美を維持するには、日頃の心がけも必要でしょ」
なるほど。若い頃と変わらぬ体型と美を維持するには確固たる精神力と努力が必要だということです。かくいう私も50代、見習いたい!(笑)
40代の美魔女たちの努力を上まわる気力と時間が50代美魔女には必要となってくるようです。
ところで最近、50代半ばの女性と結婚した会社社長の〇〇さん(63歳)に、ご紹介から出会い、恋愛までのいきさつをお聞きすると、お相手女性は会社員で、結婚歴はない。「彼女は話題が豊富で初めから会話が弾みました。僕がどんな話題を振ってもうまく返してくれるんです。一緒にいて楽しい人です。僕は女房と離婚して20年も1人でいたんですが、それなりに独身貴族を楽しんでいました。でも最近はやっぱり一人の寂しさを感じるようになって・・・でもまさかこんなに早く再婚することになるとは」
なぜ結婚を? 結婚の決めてをお聞きすると、「彼女が元気な人だから」との答えが返ってきました。
元気な人と一緒に居ると自分まで元気になれますよね-。でも若い女性の元気な声は疲れていると脳にキンキン響くことがあるますが、同じ元気でも少し低音で落ち着いた50代の女性の声は疲れた脳に心地よく届くそうです。
男も女も若ければいいというものではないのです。人は年齢を重ねると共に魅力を増していくように思います。最近年の差婚が増えているのも、女性たちは若い男性にはない魅力を年上の男性に感じるから。同じように50代女性にも、若い女性にはない経験に裏打ちされた知識と教養と包容力があります。
何より50代で輝いている女性には仕事も恋愛も頑張って生きてきた歴史があります。その歴史と気力が彼女たちを輝かせているようです。
50代、まだまだ輝く第二の人生が待っています。一つも二つでも花を咲かせましょう!
エンジェルロードではご相談は無料。
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《前回までのあらすじ・・・・圭子は“趣味男の部屋”という連載記事に載せる為に、茂木編集長に従弟でバイク好きの独身男性を紹介されたのだが・・・。》
第4章 運命の赤い糸③
編集長に紹介された冨澤という男と待ち合わせたのは、北品川のファミリーレストランだった。圭子は外部に委託しているカメラマンと二人で向かった。水田というカメラマンはまだ若く、使い始めてまだ日も浅いのだが、編集に意図する写真を上手く撮ってくれて、何でもそつなく仕事をこなしてくれるのでとても重宝している。編集長は「荒削りだが、大胆な写真も撮る。うちでじっくりと育てていこうじゃないか」と顔をほころばせていた。
「水田君、今日はバイクの写真とそのオーナーの写真。バイクを整備しているところの絵もお願いね」
「分かりました。バイクならまかせて下さい。俺もずっと乗ってますから。今日はちょっと楽しみにしてたんですよ」
そういえば何度か、この水田というカメラマンも現場にバイクで直接来ていたことがある。圭子はバイクのことは詳しくなかったが、今日取材するハーレーのようなバイクではなかったと思う。もっとカラフルでサーキットで走るようなバイクだったはずだ。
土曜日のファミレスはお昼時ということもあり混んでいた。入り口近くの席で、水田と今日の段取りについて確認しているところへ冨澤という男がやってきた。入り口で周りを見渡しながら、きょろきょろしているのですぐに分かった。圭子が立ち上がると冨澤が近づいて来る。
「あのー、兵頭さんですか」
「はい。どうも初めまして。冨澤さんでいらっしゃいますね」
休日ということもあり冨澤は白いTシャツとジーンズというリラックスした服装で現れた。少し無精ひげが伸びている。仕事はエンジニアと聞いていたが、色白の優男風の体躯は学校の先生か銀行員のようにしか見えなかった。名前は思い出せないが、最近TVで水のCMによく出ている俳優にそっくりだ。そういえば何となく目から頬の辺りが茂木編集長に似ている。今まで茂木の私生活は謎で、一度結婚に失敗したという話を聞いたことがあるだけで、こうやって親戚が目の前に現れるとなんだか不思議な気がした。
「いつも義男兄ちゃん、いや茂木がお世話になっています」
「こちらこそ、編集長にはいろいろとお世話になっています。私は編集部の兵頭です。こちらはカメラマンの水田と言います。今日は宜しくお願いします」
あわてて茂木のことを義男兄ちゃんと言ったあと、少し顔を赤らめた様子が、圭子には好感がもてた。それから今日の撮影の段取りやインタビュー内容について確認をしたのだが、冨澤は意外なことを口にしたのだった。
「あのー、僕の趣味なんて大したことないですよ。バイクもハーレーといっても最近のやつだからそんなに珍しくもないし・・・。あと、僕の顔も出るのでしょうか?」
「顔は出ますけど、そんなに大きく写さないですよ。どちらかと言えば趣味の対象をメインにしますので・・・。」
おそらく茂木からは、簡単にしか説明を受けていないのだろう。直接、圭子に何とかさせようといういつもの編集長の手口だ。一般人が取材の現場ではよくあることだ。
「一度、撮影した写真や取材した原稿内容は、チェックして頂きますのでご安心下さい」
「分かりました。でも僕なんか大したことないのになあ・・・。もっとビンテージ物のバイクをたくさん集めている人知ってますけど、紹介しましょうか?」
「有難うございます。またお願いすることになるかもしれませんが、今日のところは予定通り取材させて下さい」
冨澤という男はよっぽど嫌だったらしい。従弟の頼みだからしかたなく話だけ聞いてやるかというつもりで会ってくれたのだろう。本来ならば直接自宅に訪問して取材してそれから写真撮影という流れになるのだが、先に一度、別の場所でお会いしてからという冨澤の申し出は、断れるものならここで断りたいという気持ちがあったのかもしれない。聞きしに勝る恥ずかしがり屋だ。話すときもうつむきながら小さな声でつぶやくように話す。
それから3人は連れだって、歩いてすぐだという冨澤のマンションへと向かった。
「冨澤さん、茂木編集長とはたまに会われているんですか?」
「いえ、めったに会わないです。最後に会ったのはもう何年も前で・・・・」
道すがら冨澤の取材も兼ねて、いろんな質問もぶつけてみてもすぐに会話が途切れてしまう。ちょうどそのとき圭子の携帯が鳴った。あわててバッグの中から携帯を取り出そうと下を向いたとき、ちょうど歩道と車道の間にあった工事用のゴムカバーのような物につまずいてしまった。圭子はバランスを崩し勢いよくバッグを放り投げてしまった。体のバランスを失って、バッグと一緒にこのまま自分も転んでしまうと思ったとき、前にいた冨澤が振り向きざまに倒れかかった圭子をしっかりと受け止めていた。ちょうど身長が高い冨澤の胸の中に、圭子自らが両手を伸ばして抱きついたような恰好になってしまったのである。
「あ!ご、ごめんなさい!」
「い、いえ。大丈夫ですか?」
圭子はさっきの冨澤が「恥ずかしさのあまり顔を赤らめたとき以上に、おそらく何倍も顔を赤くしてしばらく顔を上げることが出来なかった。傍で見てる者には、たった何秒かの時間だったろうが圭子にはそれが何分かの時間に感じられた。そして冨澤の胸からは、とても表現のしようがない匂いがした。決して嫌な臭いではない。甘いような、酸っぱいような、なんだかとても懐かしい匂いだ。これは子供のころ近所にあったアイスクリーム工場の匂いだ。ずっと嗅いでいても苦にならない。
抱きついた瞬間からたった何秒かの間に、圭子はこんなことを一瞬で考えたのである。よく事故の瞬間にいろんなことが走馬灯のように浮かぶというでしょう。あれですよ。
そして圭子は博の胸から離れる瞬間にこうも考えたのである。
(私、この人好きかも。この人と結婚するかもしれない!)
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こんにちは。
福岡市の結婚相談所 エンジェルロードの石松恵子です。
結婚も恋愛も人生すべて始まりは「出会い」です。
内面的な人間性を重視し“手づくりの縁結び”こそが最も大切であるとエンジェルロードでは考えています。
お見合い・婚活応援隊のエンジェルロードは、結婚・再婚の婚活の成婚率を、また恋愛交際成立を更に高めていこうと努めています。理想の結婚・再婚相手を求めて入会され、ご成婚された方や、お見合い、恋愛、再婚相談の体験談を会員の皆さんから頂いております。最近の感想をいくつか抜粋します。今日は中高年の出会い・婚活・出会い体験談の中から今日は少しブログでご紹介しようと思います。
結婚相談所・エンジェルロード、お見合い反省談News
2013年07月14日(日)
「40代バツイチ女性からのメッセージ」
もう離婚は懲り懲りです。バツ2にはなりたくない為、婚活お見合いも慎重になり過ぎ、且つ初対面から、細かなことを男性に尋ね過ぎて、嫌われてしまったようです。今だ、お見合い成功に至っていません。これからは、石松さんのアドバイスを参考に、婚活心を改めお見合いすることにしました。お互いに好意を抱いたら、焦らず先ず人間関係をより深め、徐々に核心に触れるように心掛けます。次回のお見合いが楽しみな私です。
結婚相談所・エンジェルロード、交際News
熟年の再婚へ向かって交際中の男性からお二方です。
2013年07月22日(月)
「50代バツイチ男性からのメッセージ」
私は50代の半ばで彼女は12歳年下。先日、年の差お見合いをしました。最初は何となく年の差に戸惑いもありましたが、お会いするごとに気心が通い合い、年の差をほとんど感じなくなりました。お互いバツイチ同士、しかし彼女は子持ちなので、彼女自身はそのことがだいぶ気になっているようですが、私は最初から承知してお見合いをしていますので、子連れの再婚も了解していました。そんな事を再確認しまして熟年世代の私と40代の彼女と、再婚に向って交際スタートすることになりました。これからも見守っていて下さい。
2013年08月02日(金)
「50代バツイチ男性からのメッセージ」
今年6月にお見合いした、40代の女性と相性も合い交際して2ヶ月を経過しようとしています。週一回ペースでデートを楽しんで、電話はほとんど毎日して今日あった出来事を話しています。超多忙な仕事の疲れも、彼女と話し、会うと癒され、明日への活力が漲ります。彼女に出会えて良かったと感謝しております。9月頃に良きご報告が出来るようにと、二人で話しているところです。
いかがでしょうか。。 このブログをお読みになられた方、それぞれの受け取り方感じ方、感想をお持ちになられると思います。 会員の皆さんは真剣です。 私石松はその気持ちに真摯に向き合い、出会い~お見合い~恋愛再婚活を成功に導くよう努めています。
また第2弾を近々、掲載します。 同世代で再婚や婚活を考えてはいるけど、イマイチ躊躇されている皆様の参考になれば幸いです。
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