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明日は春分の日。そしてお彼岸の中日ですね。

日本は豊かな四季に恵まれた国ですが、「暑さ寒さも彼岸まで」と言い伝えられるように、春・秋のお彼岸の前後から、一番過ごしやすい季節を迎えるようになっています。

この期間、多くの人は先祖供養を行い、お墓参りや仏壇清掃などを行います。

これは農耕民族である我々日本人の精神に基づき、 古代日本人は亡くなるとその精神は里山に帰ると考えられていました。そして春分の日の時期にその霊魂が田畑に降りてきて守り神となり、凶作や災害などから子孫を守ってくれるというふうに考えていたのです。

そして秋分の日の頃の収穫時期が過ぎるとまた先祖の魂は里山にかえっていくということで秋のお彼岸には同じように先祖に感謝をささげてきたのです。

これに仏教の極楽浄土への信仰が加わり、自分が今ここにあるのはご先祖様のおかげであるということを認識して、ご先祖様に対し感謝の気持ちを捧げるというのがお彼岸の本来の意味なのです。

なかなか素敵な考え方ですよね。

ではなぜ、お彼岸におはぎや、ぼたもちを食べるのかというと、小豆の赤色には災難から身を守る効果があると信じられていて邪気を払うという意味合いから食べてきたのだそうです。縁起を担いできたのだということですね

じゃあ、おはぎとぼたもちの違いはと言うと基本的に同じもの。

違うのは食べる時期であって、 ぼたもちとおはぎを漢字で書くと、「牡丹餅」「お萩」になります。あずきの粒を春に咲く牡丹と秋に咲く萩に見立てたものなので、春のお彼岸に食べるものを「ぼたもち」、秋のお彼岸で食べるものを「おはぎ」というそうです。

仏壇に毎日手を合わせてはいますが、忙しくて時々忘れることも(_ _)……

でもやはりこの時期になると、厳しくもあり優しかった母を思い出し、夢にでてきてくれます。早速、今晩、家に帰ったら、我が家の仏壇のお掃除と、明日の午前中、霊園墓地にお墓参りに行ってきます。

福岡の結婚相談所　エンジェルロード　石松恵子

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