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孤独感を紛らわすだけの恋愛はやめましょう。

こんにちは。

ある30代女性からのご相談です。

「一人でいる事への寂しさから恋愛したいと思い、出会いをされてお付き合いするようになっても、やはり寂しさは常に感じ、心は満たされず、別れては別の男性とお付き合いの繰り返し。でも結局は誰と付き合っても私は心の安定感を得られず・・・誰と恋してもいつも不幸を感じる。なぜ本当の幸せを得られないのでしょうか？」というご相談内容でした。

彼女は26歳の時に結婚し2年足らずの結婚生活を経て、今、30代半ばの女性です。

大学を卒業後、地元銀行に就職し3年後、同じ支店に転勤してきた4歳年上の男性行員に猛烈にアプローチされ、1年の交際後、結婚されました。始めは彼に対して特に好意的な気持ちはなく、同僚として、お誘いを断るとちょっと居づらくなるのもいやだし・・・という感覚で付き合い始めた彼女でしたが、休みは彼と過ごす時間も多くなり、デート代はいつも彼持ち。ネックレスや指輪、バッグなどの高価なプレゼントなどを頻繁にしてくれるので、申し訳ないな！と思いながらお付き合いをされていたそうです。1年近くたった頃、ご両親から、“銀行員で生活は安定しているし、同じ職場で性格も仕事への理解もわかっている。なにより女性は愛するより愛されて結婚するのが幸せよ！”と言われて、結婚を決意。銀行も辞めて家庭に入りました。しかし、結婚したとたんに旦那さんから邪険に扱われるようになりました。いつも帰りは遅いし、何の連絡もなく飲んで帰ってくることも頻繁にあり、気になる女性の影も・・・？まるで「釣った魚にエサはやらない」状態に。

元々、愛情のないまま結婚した彼女は寂しさを感じ、精神的にも不安定になり、離婚することになったそうです。

その後も、その時の満たされなかった心の寂しさや新たに仕事を始めたストレス、これから先への不安を埋めようと男性と知り合うもうまくはいかず、付き合っては別れる事の繰り返し。

私は話を聞いていて彼女が可哀そうでもあり、虚しくなりました。 11日のブログで「恋愛運が良くなる！プラスパワー思考法」に、プラスパワーを強くして、幸運体質になろう！と紹介しましたが、この話はマイナスパワーを強く持つ女性のご相談です。

彼女のように寂しさだけを埋めてもらうだけの恋愛や結婚をすると、どうしてもどこかでひずみが生じてきます。

いつも寂しい、寂しいと思っていると、同様に寂しさを持った男性が現れます。そんな男性と付き合うと、一時的に寂しさは解消されますが、そのうち一緒いても心の安定感は感じられず、ますます寂しさが増幅されていくものです。そんな状態では誰と付き合っても心地よさを得られない為、次から次へと似たような恋愛を繰り返すはめになることでしょう。それに、“女性は愛するより愛される方が幸せになれる”これもまた疑問です。

本当の運命の恋人と正しい関係を築くためには、お互いに愛し愛され、寂しさは自分で対処するという強さも必要です。孤独感を紛らわすだけの恋愛は、あなたにさらなる孤独感を感じさせます。恋愛は心の空虚感を埋めるものではありません。

あなたらしさを失わずに、お互いに自分の良さを発揮できる相手と楽しい関係を築きあっていきましょうね。