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『　熟年交際のススメ　』

こんにちは。

福岡県の結婚相談所　エンジェルロードの石松恵子です。

今日は朝から雨模様・・・桜も今週末まで！と、各地で桜祭りが開催されているようですが、せっかくの桜もこの雨では桜散らしの雨となってしまいましたね。

最近は中高年（シニア・ミドル・熟年）シニア世代の男女が多く無料相談にお越しになられています。

「なかなか出逢いが無いので、どうやって結婚への一歩を歩めばいいかわかりません」と皆さんそう言われます。

やはり一人より二人のほうがいい・・・一人は寂しいから。結婚も考えているが、もう年齢的にどうなの？

子供が手を離れ、やっとこれから自分の人生をと考えた時、気楽にお食事やお酒を楽しみたい。など等、ご相談内容も様々です。

人は年齢を重ねるにつれ、いろんな恋愛経験を積み、そのほか対人関係での立ち回り方も、自然と学んでいくものですよね。熟年世代だからこそ、相手への気配りができ、相手が嫌がることはせず、相手の意思を尊重できるものです。人間は誰しも欠陥があるものとわかっているから、相手の短所にいちいちカッとならずに認められるのです。熟年交際は、精神的にも大人の恋愛だといえます。

年をとると言うことは、若い時に比べ容姿も変わっていき、嫌な事ばかりの方が多いように感じますが、でも一つ素晴らしいこと、それは若さでは補えない経験と実績から生まれる「深い思いやりの心」があるという事だと思います。

それは当然、男女にも言えることで、若さだけではない深く優しい気持ちが、よりいっそう心身共に深い交わりになるように思います。

そこで、熟年交際を左右するのは“人間性”ではないでしょうか。

結婚する場合はなおさら。子どもを産んで育て、家庭を作る若いときの結婚とは違い、熟年婚は純粋に人間同士の魅力でつながっていくからです。そして、先が短いからこそ、一緒にいることが貴重なのだと思います。我慢も無理強いもしない。お互いに尊重し合って暮らしているお相手がいいのだと思います。

相手を尊敬できて、このまま関係を続けたいと願うなら、どこかで相手を許す度量も必要になるでしょう。

なにごとも潔癖に厳しく問い詰めていったら、ともに息苦しくなり、二人のあいだは早々に崩壊してしまう事に。年齢に関係なく、男と女は同じ生きものではないのですから、躰や生理の面では、まったく違った生きものです。感情はともかく、二人がいつまでも仲良くしていくためには、ある程度相手を許して、鈍くなる、この鈍感力も、恋愛を長続きさせる恋愛力でもあるのかもしれませんね。