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結婚の本質について考えてみましょう！

こんにちは。

一昨日、38歳の女性が無料相談にご来店されました。彼女とお話をした最後は笑顔でスッキリした表情に・・・。ブログに載せても大丈夫との承諾を得ましたので、ちょっと考えるきっかけになるのではないかと思いましたので載せることに・・・。

彼女はある相談所(医師、弁護士、公務員など専門)で知り合った医師と5年前に結婚し、わずか結婚生活2年足らずでスピード離婚されていました。彼女も国立大卒の高学歴でどうしても医師など専門職のステータスの高い男性と結婚をしたかったそうです。理由は、学歴が高くないと話が合わない。結婚したら相手によっては家庭に入るつもりだったので収入は高い方が良い。友人の結婚相手には国家公務員や医師がいる。などが理由です。離婚した原因、本人がおっしゃるには“無口で自分勝手でケチな人だった”そうですが、「結婚した相手が悪かった」と、「運が悪かった」と考え、またその相談所に入り直して2年間、紹介をしてもらったり、申し込みをしたそうですが、今度は自分の年齢が35歳で年齢的に厳しくなり、申し込んでもお断りを受けることが多かったそうで、出会いまで発展しなかったらしいのです・・・。それでも、今でも再婚相手は医師や弁護士、国家公務員と結婚したい・・・希望は捨てていません。彼女自身の結婚です。私がどうこう言うつもりはありませんが、いろいろ話をしました。

そこで・・・私から彼女にお話をした内容をまとめると。

彼女もそうですが、皆さん、結婚に大いなる打算はあると思います。ただし、その打算の内容が問題なのです。

自分勝手な打算で物事を考え決めてしまうから失敗するのです。自分勝手な…ということは、自分の都合でしか物事を考えてないということです。何でも自分にとって都合の良いように考え、相手の本質や問題の本質を無視して考えてしまうと「こんなはずではなかった・・・」「裏切られた・・・」という結果になるのです。

人は誰でも「幸せ」を求めて生きていると思います。幸せの概念は、人それぞれ・・・その時々によって千差万別に変わる！と考えています。勿論、生きる為にも幸せになる為にも収入、お金は大事です。それが基本であると言えるでしょう。しかし、それ以外の要素も重要なことが沢山あるのでは・・・と思います。

自分が求める「幸せ」とは、一体どんな状態なのか？を考え、自分が求める「幸せ」と相手が求める「幸せ」は同じではない！ということを受け入れることが大事だと思います。

そう、人それぞれ・・・です。

では自分の幸せとは何でしょう？それが明確になれば、相手も自分と同じ様に「相手自身の幸せ」があることを受け入れることができると思います。

できることならば・・・自分の幸せ感に共感してくれて自分も相手の幸せ感に共感できる・・・そんな相手と結婚して共に暮らせることが望ましいと思います。

その為にも結婚はあらゆる方向からじっくり考えることが必要なのです。

例えば・・・高学歴だからと言って、その本人の人間性とは全く関係が無いのです。全ての人がみな紳士で優しいわけではなく・・・中にはマザコンもいれば、暴力的な人もいれば、仕事ができなくて落ちこぼれもいれば、家事が全くダメでやる気のない人もいれば、完全に自分勝手な人もいるのです。有名大企業に勤めています・・・と言ったところで組織からはじかれている人かもしれないし、リストラ候補にあげられる人かもしれないのです。

相手の外面的条件が良いから結婚したとしても、いざ結婚生活を始めてみたら何から何まで自分が思っていた人とは全く違っていたと・・・という様なことにならないように充分相手の人間性を観察することです。

表面的に取り繕っている期間はそんなに長くは持ちませんからね。

この人と結婚する事が自分にとってプラスになることか、マイナスになることか・・・を考えることは当たり前で、単に好きか、嫌いかより優先するのは当然だと思います。

しかし、問題は何が自分にとってプラスになるのか？何が自分にとってマイナスなのか？をよく知る事です。

その上でプラスになると決意したら、その人を結婚相手として選びましょうね。

彼女にも、皆さんにも、素晴らしいお相手に巡り会えますように祈ります。